温熱環境とは?住宅に必要な要素の1っ!

住宅の温熱環境が良いとアイスがおいしい

【温熱環境とは?住宅に必要な要素の1っ!】

温熱環境とは、「人が住宅に住まう際、暑くもなければ寒くもない「快適」と感じられる温湿度環境」のことです。

多少、文章的に個人的な意見や気持ちが含まれておりますので、正式な定義ではないですが、これからの住宅を建てたいと思った人へ「温熱環境」をお伝えするには一番分かりやすいのではないかと思います。

一般の定義には「暑くない」・「寒くない」などの温度的な要素が多いと思いますが、私的には「蒸し暑い」や「乾燥してる」などの湿度的な要素も「温熱環境」では重要視する必要があると思います。

現在ではあまり知られている言葉ではないと思いますし、住宅や建築物に関する用語なので、日常生活の中であまり聞く機会はないと思います。

ちなみに住宅に住まう際に「快適」と言われる温湿度は・・・

夏は温度:25℃・湿度:50~60%で、冬は温度:22℃・湿度:50~60%が「快適」な温湿度環境と言われております。

しかし、これは単なる目安でしかなく、夏は28℃でも涼しいと感じられる方もおりますし、冬は18℃あれば暖かいと感じられる方もおります。

完全に人は「個人差」で暖かい、涼しいを判断しているため、全ての人がこれに該当するとは思えません。

そこで重要となるのが、住宅の建築や購入を予定している時は必ず「体感」することです。

稀に夫婦で比較すると夏場、夫は寒いけど、奥さんが暑いなど夫婦間でも温度や湿度に対する感じ方に違いがあるくらいなので、「温熱環境」は1人1人に合わせられる住宅性能が必要です。

「温熱環境」について深く掘り下げていくと室内空気の温度、壁の温度(輻射熱)、住まう人の服装、人体から出る熱や運動量、湿気なども考慮しなければいけないので、話がどんどん難しくなります。

もっと掘り下げて学習してみたいという方は、こちらの資料をご参考下さい。 ⇒ 「温熱環境

なお、これから国が推し進める「住宅の省エネルギー化」と「温熱環境」には深い関係があり、温熱環境を維持した上で省エネルギーでなくてはいけませんので、これからは「温熱環境」という言葉が広く知られることになっていくのではないでしょうか!?

最近ではとても熱心に勉強されている一般の方も多くなってきましたので、是非、住宅の建築や購入を予定されている方は調べてみて下さい!覚えておいて損はありませんよ!

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