梅雨時期のジメジメ・湿気対策でオススメする7っの対策

梅雨時期の湿気対策
【 梅雨時期のジメジメ・湿気対策でオススメする①の対策 】

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梅雨時期の湿気対策

梅雨時期の湿気対策で重要なポイントになるのは、「潜熱」対策です!

潜熱に関する詳細は、「潜熱とは?」とご覧頂けると分かりますし、この潜熱をご理解頂くことで涼しくする方法がより分かり易いと思います。

簡単に言いますと潜熱とは?空気中にある水蒸気(湿気)が持つ熱となります。

以上の理由から湿度が高いとジメジメ纏わりつく厚さを感じる訳ですが・・・ではさっそく!このジメジメ対策について見ていきましょう!

対策①:除湿機の設置

湿気対策で一番有効なのは、言うまでもなく「室内の湿気を除湿する除湿機を設置」することです。

ちなみに除湿機を選ぶ時の基準は、除湿量や消費電力で選ぶようにしましょう!

※参考ブログはこちら ⇒ 除湿.COM

なお、除湿機を使って除湿する場合は、「換気を行わないよう注意」して下さい。

換気として外気を取り込むと外のジメジメした空気が一緒に入ってきますので、換気は換気機器や自然換気で行われている状態にしておきましょう!

最後に私が一番オススメする方法は以前の記事でご紹介しておりますので、良ければこちらの記事もご参考下さい ⇒ 夏を涼しく過ごす方法

対策②:重曹の活用

重曹は除湿剤として使えますので、おしゃれなプラスチック容器などに入れてインテリアっぽくしたり、レース生地で蓋をして一手間加えてあげると女性には受けが良いのではないでしょうか!?

ちなみに重曹は湿気を吸い取ると固まってくるので、固まった部分は掃除などで、再利用すると経済的です。

また、重曹自体は空気が触れている部分しか湿気を吸い取ることが出来ないので、なるべく空気が触れる面積を大きくすることと量も多めに使うことがポイントです!

※参考になるサイトを見つけましたので、ご参考下さい ⇒ iemo

対策③:炭の活用

ホームセンターなどで販売されている炭。

北海道では、「ホーム企画センター 炭の家」と言って、炭1トンを住宅内に敷設して調湿や化学物質を吸着、空気の清浄化を売りにしているので、工法があります。

確かに炭にはこういった調湿効果もありますが、ご覧頂いて分かる通り、炭1トンを使用しなければならない程、調湿性能は微々たるものです。

調湿効果があることは間違いありませんが、湿気を取り除く意味ではお菓子や海苔などの袋に入っている乾燥剤(シリカゲル)を活用する方がよっぽど効率が良いを私は思います。

しかし、インテリア?になるかどうか分かりませんが、和風テイストなお部屋などには置いてみると以外と良いかも知れませんので、費用対効果やお部屋のインテリアに活用できる場合にご検討下さい!

対策④:日用品等を有効活用

この記事、冒頭でもお伝えしておりましが、空気に含まれる湿気が熱を持っているためジメジメした湿度が高い時はまとわりつくような暑さを感じます。

人の体は体温が上がると汗をかいて、汗が蒸発する時の気化熱を利用して体温を調節してバランスを保っているので、この汗が蒸発(気化熱を利用できない)出来ないような温湿度環境では体温調整が出来なくなり、熱中症などにつながります。

したがって、普段捨ててしまうような物を活用して、気化熱や結露を応用した物を作ると良いです!

それは一番簡単なのが「氷」や「凍らせた物」を室内に置く事です!

例えば十数個の氷をボウルなどに入れて、室内に置いておくと氷が解けて水に変わる時の融解熱(固体が液体に変わる際、周囲の熱(潜熱)を奪う)を利用して湿気が持つ熱を下げることが出来ます。

また、ペットボトルなどに水を入れて、凍らせたものを室内に置いておくと結露の特徴を利用して、ペットボトルに冷やされた空気が抱えきれなくなった湿気を水(液体)に変えて、湿度を下げることが出来ます。

これらの原理は、簡単すぎるかも知れませんが、壁掛けエアコンやコンプレッサータイプの除湿機でも使われている原理なので、室内のジメジメを解消する方法にもなります!

対策⑤:風呂上りは換気と打ち水

お風呂に入ることで浴室からの湿気や室温に与える影響はとても大きいです!

真夏のジメジメした時期にしっかりお湯に浸かって、たくさん汗を流す方法も健康的で汗がサラサラになる方法ですが、ほとんどの方はシャワーで済ませる方も多いと思います。

汗がサラサラ化が気になる方はこちら ⇒ 汗をサラサラにする方法

簡単にシャワーだとしても浴室内にはものすごい湿気が溜まっておりますので、お風呂から上がった後は速攻で浴室の換気扇をONして下さい!

そして浴室から出る前に少量で良いので、シャワーをお湯から冷水に切り替えて浴室の壁面を流すことをオススメ致します。

そうしますとお風呂上りの湿気が浴室から室内へ行くことも防げますし、何より打ち水の効果で浴室内がヒンヤリとして、そこにいる自分も涼しく感じられますよ!

ちなみに打ち水がヒンヤリ感じられる原理が知りたい方は、こちらの記事をご覧下さい! ⇒ 打ち水とは?効果と時間帯を知り、涼をとりましょう!

対策⑥:洗濯物や湿気が出るものは置かない

日常生活において、洗濯物や観葉植物・水槽・人の体から出る湿気には注意しなければいけません!

特に洗濯物と観葉植物には注意頂き、室内に人が居るだけでも人体から出る湿気がありますので、ジメジメした夏はこういった室内の湿度を上げる可能性がある物は起きないことをオススメ致します。

洗濯物は晴れた日にベランダや室外で干したり、観葉植物も同様に湿度が高めになる時間帯(朝〜夕方頃まで)はベランダに置くなどして対策すると良いでしょう。

対策⑦:調湿材の利用

良くリフォームのテレビ番組などで多用されてる「床下用調湿材」や「漆喰などの塗り壁」などが注目されておりますが、これらの「調湿材は気密性能」が担保されていなければまったく使い物になりません。

これを言ってしまうと全てが無駄に思えるかも知れませんが、気密性が悪い=外気の影響を受ける(簡単に表現すると外のジメジメした空気が隙間から住宅内に入り込む)ことになります。

ジメジメした外の空気が入ってくると除湿をしても追いつかずに「意味がない!や効果が感じられない!」となる原因となります。

したがって、これを言ってしまうと何を対策してもダメじゃん!となりそうですが、床下調湿材等については特にですが、「住宅または部屋の気密性能」には注意して下さい。

対策まとめ

ジメジメ湿気対策のために高額な除湿機や空気清浄機も併用した機器を購入したとしても住宅の性能によってはいまいち効果を発揮できない場合などもあります。

ジメジメした夏は湿気対策を行うことで涼しく過ごすことはできますが、ただ上で紹介した対策①~⑦を行ってみても思った効果が出ない場合もございます。

まずは涼しくなれる原理や理由をご理解頂いて、実践頂ければ良いと思いますし、賃貸住宅に住まわれている方は、いつか注文住宅などを取得する際の参考にもなると思います!

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