【 大手ハウスメーカーほど、クレームが多い?回避するポイントは? 】
ハウスメーカーのクレームが多い理由
ハウスメーカーに限らず、クレームが少ないメーカー・地域工務店は実際に存在しますし、クレームが少ない住宅も存在します。
それは私が本業で実際に地域工務店を経営している社長さん達から実際の声で聞いたこともあります。
では、実際、ハウスメーカーでクレームが多い理由についてですが、これはハウスメーカーに限ったことではなく、地域で数十棟も建てているようなビルダーや工務店などでも十分あり得ることなので、注意して下さい!
まずは①「打ち合わせ内容と違う仕様になっていた」です。
例えばトイレの一面だけ違う柄の壁紙を使って下さいと打ち合わせした後、施行状態を見ると打ち合わせ時とはまったく異なる壁紙が貼られていた・・・。
こういった打ち合わせした内容と違った状態になっていることは実際、稀ではなくこういったことが起きる理由は・・・
大手ハウスメーカーや年間、数十棟を手掛ける工務店等は、営業マンや設計士などお客様と打ち合わせする1人当たりの担当数が多いため、管理しきれないことが原因と考えられます。
したがって、着工棟数の多さが安心材料と考えていらっしゃる方は少し考え方を変えなければいけませんね!ご注意下さい。
次は②「受注と取る為に聞かれていないことには、答えない」ことが考えられます。
前回、更新した記事でもお伝えしておりましたが、住宅で快適に過ごす上で「断熱・気密・換気・冷暖房・調湿」はとても重要であり、これらに関する知識がなければ知らない事を知る機会は話を聞くか、疑問に思い調べるほかありません。
以上のことからデザインや価格からハウスメーカーを決めたり、工務店を決めたりすると「目先の受注を優先されてしまう」ことだけは絶対に避けましょう!
クレームを回避するポイントは?
上記のことから年間数十棟の実績があるハウスメーカーや地域工務店も良いですが、打ち合わせ通りになっていない可能性があります。
稀に施行中の現場を施主に見せないハウスメーカーや地域工務店がありますが、施行中の確認が可能かどうか確認してください!
施工中の現場が見せられるということは、施行に自信があるということ、整理整頓がなされていて、常に現場がキレイであることが予想できます。
また、ハウスメーカー等は受注状況が見込める時は良いですが、低迷してくると安易に「撤退」することが考えられます。
その地域から撤退されるとそこで建てた物件のメンテナンスやおいおい必要となるリフォームはどこの誰が請負のでしょうか?こういったところに安心・信頼して住宅を依頼出来ますか?
これまでに大手ハウスメーカーは、「たくさん住宅を建てているし、倒産・廃業がないことから安心できる!」と思っている方もたくさんいらっしゃるでしょうが、これは安易な考えです。
是非、この記事をご覧頂き、参考にして頂けると幸いです!
ちなみに直接、関係する訳ではありませんが、ローコスト住宅を検討中の方につきましては、否定はしませんが、こちらから「ローコスト住宅」を取得する際の注意事項等をご参考頂けたら喜びます!
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