【 失敗しない家の選び方を教えますシリーズ！「土地編」 】
家の選び方：土地編
これから注文住宅を建てようとしている方が必ず必要になるのが、「土地」です。
建物は様々な工法や住宅があるので、見学会などで比較・調べることはできますが、土地はなかなか理想的な場所や立地条件が揃うことはありません。
そんな中で土地探し中で「立地条件」や「場所（住所？）」以外にも重要なことはたくさんあります！
土地次第で建物の形状や窓の位置などにも影響するので、ご注意が必要です！
ポイント①：電柱の位置や本数
ディズニーランドには電柱がないのは有名な話ですが、私達が生活する住宅には必ず必要なものとなります。
土地ばかり見ているとついつい電柱の位置なども見忘れて、住宅を建てる時に邪魔になったりすることがありますので、下ばかり見ずに上もしっかりと見るようにしましょう！
もし土地的には理想的でお気に入りの場所なのですが、どうしても電柱が邪魔になりそうという時はＮＴＴや電力会社に相談してみましょう。
意外と移動できる場合もありますし、費用の目安としては１０~２０万円ほどで移動できる場合もあるようなので、困っている方は是非、検討してみて下さい。
ポイント②：下水道と浄化槽
排水を処理するためには「下水道」と「浄化槽」がありますが、個人売買などで安くて知り合いからの提案などでついつい安易に購入し後にこれらの工事が必要になったとなると結構な費用が掛かります。
下水道を通すために隣家に聞きに行くとダメと言われる場合も考えられるため、土地買ったしまったのに・・・と途方に暮れることになります。
土地を購入する時は必ずこれらの条件等も確認にした上で購入しましょう！
ポイント③：北面・南面に道路
トイレや浴室などの水回りが集まる北側ですが、北面が道路沿いになっていると外観の見た目や日射などで設計時に大変な思いをすることもあります。
しかし、土地代が比較的安いものがあったり、趣味でガーデニングや家庭菜園などを行う方には良い場合もありますので、プラス要素もあります。
経験や知識が豊富で信頼できる設計士などに依頼する場合は、良いかもしれません！
ちなみに南面が道路沿いの場合は、日射の確保が容易に出来るので、リビングなども南面にすることで見栄えが良くなります。
ただし、敷地が広いと良いのですが、道路ギリギリになってしまう場合は注意が必要です。
掃き出しの窓などを設置して開放的に作られたリビングの窓のすぐそばを歩いている人が横切ったり、走る車からの排気ガスなどが室内に入り込む可能性があります。
このように東西南北どちらが道路に面しているか？電柱の位置は後々、邪魔にならないか？下水道や浄化槽の状況はどうか？等についてはハウスメーカーや地域工務店に相談しなければ以外と見落としやすいです。
最近ではスマートフォンが普及して、コンパスなどのアプリもありますので、お気に入りの土地が見つかったら是非、調べてみて下さい！
土地は、住宅ほど高額なものではありませんが、それでも場合によっては新車などよりも高額となる場合があります。
しっかりと事前に情報や知識を身に付けてから「土地探し」を行いましょう！
そして、このサイト(記事)が皆様の参考になると幸いです。
