エアコン1台で冷暖房する家で本当に大丈夫!?メリット・デメリットについて

エアコンが設置された住宅の画像【 エアコン1台で冷暖房する家で本当に大丈夫!?メリット・デメリットについて 】

高気密・高断熱仕様で高性能住宅を謳って、差別化を行っているハウスメーカーや地域工務店が少しずつですが、増えてきている今日この頃です。

パッシブハウスジャパンなどでは、気密性能・断熱性能を極限まで高めて、窓の断熱性能も最大限に軽減させて、住宅内で使われるエネルギーを出来る限り、少なくしよう!という集まりもあったりします。

そこでは「燃費がいい、環境にいい、デザインもいい、長持ちする、ハイブリッドな家。エアコン一台でも家全体が暖かい。 それがパッシブハウスです。」という文言があったりもします。

※ページのリンクはこちらです ⇒ 「パッシブハウスとは、つまり。

別にエアコン1台だけしか設置しません!と謳っている訳ではありませんので、どうということではありませんが、「エアコン1台でも暖かい住宅」ですということを伝えたいんだということは分かります。

しかし、現実にエアコン1台だけで冷暖房を行うのは、メリットもあればデメリットもたくさんあると私は思います!

この記事ではその「エアコン1台」時のメリット、デメリットについてお伝えしたいと思います。

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エアコン1台で冷暖房する家で本当に大丈夫!?:リット

エアコン1台で冷暖房出来ることについて、メリットはなんでしょうか?

私個人としては、一切ないのではないか?と思っております。

確かに、皆さんが思うように冷暖房設備が、エアコン1台分の費用しか掛からないのは何よりもメリットだと思います。

エアコン1台で冷暖房出来るということは、省エネであり、高性能な住宅であることは間違いありませんし、私個人としてもとても良いことだと思います。

しかし、「エアコン1台で冷暖房」について、これがメリットです!とお伝えすることはありませんが、せめて注意事項としてこれからデメリットに関する内容を書いて行きますので、今現在、この記事を見た方で「エアコン1台で冷暖房」しようとしている方は是非、ご覧ください!

間違っても否定している訳ではありませんので、あらかじめご了承くださいね!?

エアコン1台で冷暖房する家で本当に大丈夫!?:リット

この記事でエアコン1台でのメリットを知りたくて、期待されて訪問された方には大変申し訳ありませんが、ここで私がお伝えしたいのは「エアコン1台」というところにクローズアップしてデメリットをお伝えしたいと思います!

実際に「エアコン1台で冷暖房出来る」ということにデメリットなんてあるのだろうか?と思いますよね!?

一見、デメリットなんて無いようですが、私が感じる疑問や困るだろうなぁ〜と思ってしまう点をデメリットとしてお伝え致します。

デメリット:①故障した時どうする?

まずは何よりも1台しかない冷暖房機が故障してしまった時にどうなるでしょうか?

住宅が蓄熱構造になっていれば、すぐに温度が下がってしまい寒くなるまたは暑くなる・・・ということはないと思いますが、故障して冷暖房設備がない状態で、何日も過ごすのは本当に大丈夫なのかな?と思ってしまいます。

夏に冷房設備がない・・・冬に暖房設備がない・・・というのは、それぞれ季節によって外部環境が厳しい場合は、暖房設備は人にとって生死を左右するものになります。

極端な話かも知れませんが、故障した時に1週間〜10日くらい時間がかかります・・・となった時、あなたはエアコンメーカーに「何とかしろ!」・「早くしろ!」・「暑い!寒い!」と言って修理させますか?

メーカーも製造責任や販売責任がありますので、最短納期で対応できるよう努力すると思いますが、どうすることも出来ない時はどうすることも出来ません

住宅性能的にはエアコン1台でも十分、冷暖房出来るのかも知れませんが、故障した時のことを考えると最低2台のエアコンを設置することをオススメ致します!

デメリット:②消費電力(電気量)はどう?

エアコンは急激に温度を上げたり、下げたりする運転方法は消費電力が大きくなることからあまりオススメ出来ません。

最近の高性能エアコンは、設定温度に近い状態で常に動かし続けることで少ない電力で稼働することができ、なおかつ住宅に暮らす人も一定の温度で居られるので快適に感じられるはずです。

では話をもとに戻しますが、エアコン1台で冷暖房するのは省エネではない!とは言いませんが、2台設置してお互いが助け合って冷暖房した場合、もっと経済的で省エネになると思いませんか?

単純にエアコンが1台が良い!というのは確かに良いと思いますが、2台あることでより良い環境を作ることが出来るのではないでしょうか?

そして個人的には、1階にエアコン1台、2階にももう1台、そして暑くなりそうな西日が入る部屋や大きいな窓や掃き出し窓が設置されている場所などにエアコン用の予備電源なども用意しておくのがポイントですよ!

したがって、「エアコン1台で冷暖房出来る」のも良いですが、「エアコン1台で冷暖房出来る住宅に2台設置することでより良い環境になる」というのが理想的ではないでしょうか!?

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