掃き出し窓とは?
掃き出し窓とは、一般的に「床面まである大きさの引き戸タイプの窓」となっております。
掃除機などの家電製品がない時代、ほうきで室内のゴミを掃き出したことから「掃き出し窓」と言われる由縁となったようです。
実際には、リビングから外に出る時やバルコニーなどに出る時に設置されることが多いと思います。
なお、2階廊下などからバルコニーに出るところに取り付けられる掃き出し窓には、バルコニーに貯まった雨水等が室内側に流れてこないよう立ち上がり部分があります。
窓は、ガラス部分は高い断熱性能を有しておりますが、サッシ枠の断熱性能が低いのと引き違い(スライドタイプ)は気密性能が悪くなるため、寒冷地ではあまりオススメ出来ません。
掃き出し窓のオススメ高さ
これから住宅を建築される方は採光や解放感から掃き出し窓のサイズや高さが気になるところだと思います。
高いもので2.2m〜1.8mくらいまでが一般的ですが、ポイントは掃き出し窓の高さと天井高です。
間取りなどにも左右されますが、掃き出し窓の上部に壁掛けエアコンなどが設置される場合は、掃き出し窓を高くし過ぎるとエアコンが設置出来ない場合があります。
カーテンレールなどもありますので、天井高やエアコンの設置位置には注意しましょう!