あなたの家は換気されてますか?知らぬ間に無換気住宅になってるかも!?

外壁に設置された換気口の画像【 あなたの家は換気されてますか?知らぬ間に無換気住宅になってるかも!? 】

スポンサーリンク

あたなの家は換気されていますか?

この記事をご覧頂いている方!あなたのお家の換気はどんな方法で換気されてますか?

最近、本当に換気されているんだろうか?急に今年の冬から窓の結露が多くなったような気がするなぁ〜という方!もしかしたら無換気住宅になっているかも知れませんよ!?

住宅を建築してから5〜10年くらい経過されている方に是非、ご覧頂きたい内容です!

ではまず始めに換気方法には、換気機器を使用した「機械換気」として、第1種換気第2種換気第3種換気と最近、注目されておりますパッシブハウスなどで行われる「パッシブ(自然)換気」があります。

日本の住宅で圧倒的に採用されているのは、第3種換気ですが、最近では住宅の省エネ化の意識が高まっていることから第1種換気を採用されている住宅も少しずつ増えているおります。

もし機械換気や第○種換気について、分からない方はこちら「住宅の24時間換気と3種類の換気方法を徹底解説!」をご覧ください!

では本題ですが、記事タイトルにもあるように、この記事をご覧頂いている方にとって一番気になるのは「知らぬ間に無換気住宅になってるかも!?」というところだと思います。

実際、我が家はしっかりとメンテナンスしているし、フィルター等もしっかり交換しているから大丈夫!と思っているあなた!実は機械やフィルターに問題がなくても、住宅のある所が原因で換気されない状態になることがあります。

この「住宅のある所」というのは、どんな住宅にも必ず設置されており、普通に生活しているだけでは絶対に気にも留めないような所です!

皆さんは分かりますか?すでにこの記事でもう皆さんは1度、目にしているはずです!

そう!お気づきの方はすでに分かったでしょう!!

ある所が原因で換気されない状態になってしまう・・・ある所とは、外壁面に設置された「換気口」です!

この「換気口」は、業者さんによって様々な呼び名があり、「外部フード」や「換気フード」、商品名で「セルフード」などと呼ばれることもあります。

なぜこの換気口が原因で換気されないことになるのか・・・

ここからはその原因と換気されていない時にどうなるかをお伝えしていきたいと思います!

換気されない原因は、換気口の目詰まりです!

目詰まり!?と思った方、そうです!換気されなくなってしまう原因の1つとして考えらるのが、外壁面に設置された外の空気を出し入れ口となる「換気口の目詰まり」です!

第1種換気では特に室内の空気を外に捨てる「排気側」と外の空気を室内に取り入れる「給気側」があります。

排気側」は室内側から室外側に向かって空気を吹き出しているので、目詰まりすることはほぼ考えられません!

しかし、「給気側」は外から室内へ空気を取り入れるため、換気口部分で外の空気を吸い込んでおります!この「吸い込んでいる」ことがポイントとなります。

換気のために空気を取り入れている外(外気)には、ホコリや粉塵・花粉はもちろん虫などもたくさん飛んでおり、虫については小さい虫から大きい虫もいます。

そして建築業者や設備業者さんは虫などが入ってしまうとクレームになりかねないことや好意として良かれと思って「防虫対策された網(防虫網)が取り付けられた換気口を使用する」ことが目詰まりにつながる一番の原因となります!

したがって、無換気住宅になっている原因は、『外の空気を取り入れる換気口部分に設置されている防虫網に少しずつ、虫などが吸い込まれては網を塞ぎ、少しずつ少しずつ詰まらさせて、やがて換気出来なくなるほど目詰まりしてしまう』ということです!

この換気口部分で目詰まりしていては、どんなに換気機器をメンテナンスしたり、フィルターを変えても改善される可能性は少ないです。

外の空気を取り入れる「空気の取入口」で詰まっている訳ですから、どんなに機械が頑張って換気しても住宅内の空気が入れ替わることはなく、どんどん室内の空気を外へ排出してしまうことになります。

この「どんどん室内の空気を外へ排出してしまう」状態を負圧と呼び、イメージとしては紙パックのジュースをひたすら口で吸い続けている時の紙パック状態です!

画像でいうと・・・

負圧状態

の状態です!

住宅の気密性が悪く、隙間からどんどん外の空気が入り込んでいれば多少は換気されていることになりますが、最近、注目されている高気密な住宅では隙間が少ないことから換気されない状態となってしまいます。

換気されずにいると窓の結露が増える原因にもなりますので、要注意です!

意外と誰も注目しない所に換気されなくなってしまう原因があったりしますので、高気密・高断熱な省エネ性能の高い住宅で第1種換気を採用されている方は是非、「換気口の目詰まりが原因で換気されなくなる!?」ということを覚えておいてください。

そして目詰まりしているかも?!という方は1度、施工業者さんに換気口を確認して頂き、目詰まりしていた場合はキレイに掃除してもらうか防虫網を外してしまいましょう!

また、防虫網を外した時に虫が入ってくるのが心配・・・という方は、パナソニックから販売されている「給気清浄フィルターユニット」をオススメ致します!

この給気清浄フィルターユニットは、換気ダクトの経路中に設置することができ、ボックス内部にはフィルターや防虫網が組み込まれているはずです。

下記、リンクから詳細等をご確認頂き、購入される場合はご自宅に設置が可能かどうかを十分、調べてから購入して下さいね!

この商品は天井面に設置することから可能なはずですが、地域によっては雨水の侵入や雪、結露などに十分、ご注意下さい!

スポンサーリンク

コメントはこちらから!

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA