戸建住宅の寒い部屋・場所ランキング!
気になる方もたくさんいらっしゃるかと思いますし、実際に現在住まわれている住宅で実感されている方も多いと思います!
住宅の中で良く寒いと言われる場所の中でも代表的なものが「トイレ」・「お風呂」・「脱衣場」などが挙げられます。
では実際にランキングを見てみましょう!
■戸建住宅の寒い場所ランキング!
- お風呂
- トイレ
- 玄関
- 洗面所
- 脱衣室
以上の結果となっております。
やはり戸建住宅でも寒いとされているのは「お風呂」でした。
だいたい「お風呂」や「洗面所」・「脱衣室」は水回りでもあるため、北側に配置されていることが多く、日射の影響(恩恵)を受けられないことや人が普段、居ることが少ないことから暖房もされない場所でもあります。
そのため断熱・気密性能が悪くなっている住宅ではこういった場所の寒さは以上だと思います。
実際にお風呂や脱衣室の寒さとリビングなどの人が多く集まるところの暖かさからくる「ヒートショック現象(温度差が原因で発症する心筋梗塞、不整脈、脳梗塞等)」の原因にもなるため、対策が必要です。
なお、このヒートショックについて詳しく知りたい方はこちらの記事をご参考下さい!
「温熱環境と健康寿命を延ばす住宅性能の関係 |ヒートショックが起きる原因」
また「玄関」や「トイレ」はあきらかに外気の影響を受けていることが考えられます。
玄関は人の出入りや玄関ドア周りや玄関ポストの隙間などから外気が入り込んでくることで寒くなりますし、「トイレ」は局所換気されていることがほとんどだと思いますので、そういった「換気」の要素を含んだ影響を受けている事が考えられます。
このように10年後、20年後も変わらない断熱性能と気密性能は住まう人にとってとても大切なことですし、「断熱」・「気密」・「換気」・「冷暖房」の4っの要素がうまく機能した「温熱環境」がしっかりと考えられた住宅はとても少ないです。
こういった世間一般的なランキングを見ても分かる通り、住宅に必要とされる性能や将来のことを考えると目先のイニシャルコストだけで住宅を建てるのはとても危険です。
是非、こういった情報を参考に住宅に関する知識を身に付けて頂き、自分にあった住宅の建築または購入をして後悔のないようにしましょう!
ちなみに上で紹介したランキングは、「新建ハウジング」さんで公表されておりますので、下のリンクから直接、ご覧下さい。
下のリンクではマンション版もありますので、併せてご覧下さい!
「新建ハウジング|戸建てで寒い場所トップは「風呂」LIXIL調査」