異業種から学ぶ!顧客体験と顧客満足はうどんから見習え!?

うどん【 異業種から学ぶ!顧客体験と顧客満足はうどんから見習え!? 】

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異業種から学べる仕組み!

住宅に従事する方も、普通のサラリーマンの方も、市役所などで働く公務員の方も、現場で働くガテン系の作業員の方も全ての共通するのはそれぞれ仕事に対する仕組みがあります。

もちろんファミレスや喫茶店などの外食産業の方も消費税の増税や景気の影響を受けて、お客さんの財布の紐はきつく大変な思いをされているところも多いと思います。

そんな中、少し気になる記事を見つけました。

それは私も何度か利用させて頂いたことのある「セルフ式の讃岐うどんを提供している丸亀製麺」。

2015年の連結決算では最終利益が19億円となり、前年比で約2倍となったそうです。

普通に考えると外食産業ではどこも苦戦を強いられているように思われがちですが、この丸亀製麺とCoCo壱番屋が最高利益となったようです。

そんな中、ともて興味深かったのが丸亀製麺の社長のコメントでした。

丸亀製麺では、CoCo壱番屋も同様にうどん・カレーと定番な食べ物であるにも関わらず、事業が好調である理由は、基本メニューもさることながらトッピングにも注目して、カスタマイズする幅を持たせていることだそうです。

そしてもう一つがお客様の見える場所または厨房が見えるようになっていることで、顧客体験(カスタマーエクスペリエンス)を提供して、顧客満足度(カスタマーサティスファクション)を充実させているそうです。

そしてやっと丸亀製麺の社長のコメントですが、「手を掛けて作ること、そのシーンこそが重要!」と語っており、お客様一人一人に対して、それぞれの感動を与える仕組みをづくりを大切にしてきたそうです!

この言葉を見た時、これは確実に住宅にも応用できると思いました。

本来、住宅はお客様と契約して工事に着手しても、引渡しまでお客様が建物や施工中の状態を見ることは少なく(最近では増えてきていると思いますが)1つ1つを丹念に作り上げていく大工さんの仕事、1本1本が住宅を支える柱や土台、梁などの木材、日を追うごとに少しずつ変化していく自分の住宅をお客様に見てもらってこそ、引渡しの時の感動もの大きいのではと思います!

うどんやカレーのように食べ物としては、それほど花がある訳でもなく、高級な料理でもない一般的な食事でも基本をしっかりとさせて、そこからトッピングを充実させて、適正価格でお客様目線になって提案する。

安さを追わず、しかし高級でもない・・・そういった最安値と比べると少し高い、でもそのアドバンテージが最終的にお客様の気を引いて、顧客満足につなげる方法もあるのではと思い知らされました。

必ず成功する!契約数が倍増する!そして利益も増える!と簡単にはいかないかと思いますが、「継続は力なり!

顧客体験(カスタマーエクスペリエンス)は、顧客満足(カスタマーサティスファクション)につなげられる方法であり、住宅業界に限らず、こういった身近なお店でも実践されていることをどんどん吸収していきましょう!

そしてこれから住宅の建築・取得を考えている方もこういた顧客体験や顧客満足に力を注いでいる業者かどうかも「業者選び」での重要なポイントになるかも知れません!

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