床下に壁掛けエアコンを設置!?床下が暖かく、床暖効果!

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床下に壁掛けエアコン設置!?

最近では、ヒートポンプ式のエアコンが多く出回っており、少ないエネルギーで効率よく熱を取り出すことが出来ることからオール電化住宅や高気密・高断熱住宅の熱源として多く使われております。

この壁掛けエアコンを床下に設置して、床下をエアコンで暖房することによって、「床暖効果」を得られるのは皆さんご存知でしょうか?

実際に寒冷地で住宅を建てているハウスメーカーや地域工務店の方々が実際に行っているようです。

確かにエアコンの暖房方法は、「対流」で熱を伝えており、空気暖房と呼ばれる比較的暖まりやすい方法で暖房を行っておりますので、床下に暖かい空気を常に吹出していれば、床や床材が熱を蓄える(蓄熱)ので、とても効果的です!

したがって、寒冷地でとにかく人気のある床暖をパネルなどを使わずに、床下空間を暖めることによって実現でき、尚且つ少ないエネルギー(電気代)で実現できるのは、とても理にかなっております。

ただし、注意しなければいけないこともいくつかありますので、「床下をエアコンで暖房して、床暖効果」に興味のある方は、下記をご覧下さい。

床下をエアコンで暖める時の注意事項!

では、実際にどのような注意事項があるのか、見ていきましょう!

まず一つめは、「①床下の断熱方法は、基礎断熱でなければいけません!」ということです。

基礎断熱とは、住宅の基礎部分で特に床下部分をすっぽり断熱材で断熱することを言います。

基礎の室内側にある立上り部分及び土間部分を前面的に断熱する方法で、特に注意しなければいけないのは、「土間全面が断熱されてなければいいけない」ということです。

吹き付け断熱やボード上の断熱材などを使った場合、各メーカーや地域工務店によって違いはあると思いますが、基礎立上りの外周部から1.8~2.0mくらいまでは断熱しますが、中心部分は断熱されていないこともあります。

そうなると断熱されていない中心部分の土間コンクリートから熱が逃げる可能性がありますので、床下エアコンを有効的に活用するのであれば、土間面は全面断熱することをお勧め致します!

続いて「②空気の通り道をなるべく開ける!」です。

先程もお伝えしましたが、エアコンは対流という熱の伝え方で暖房しております。

※熱の伝え方について詳しく知りたい方はこちら ⇒ 「熱の伝わり方を徹底解説!

したがって、暖かい空気を吹き出して暖房しているので、床下空間で暖かい空気が隅々まで行きわたらせる必要があります。

でなければ部屋ごとで温度差が生じてしまい、住宅の北側は温度が低くなりがちになるので、とにかく「床下空間で基礎の立上りを出来るだけ少なくして、空気の通り道を作る」ことが重要です!

このように上記に記載した注意事項①と②は絶対条件であり、この条件をクリアできなければ床下にエアコンは設置するべきではありません。

これから住宅を取得される予定の方で、床下に壁掛けエアコンを設置して床暖効果を得よう!という方は特にご注意下さい。

ちなみに現在では、壁掛けエアコンに別売りの機器を設置することによって、エアコン本体周辺の温度を感知して稼働するのではなく、室内温度などの別の場所を温度感知するように出来るエアコンもございます。

そのエアコンとは、「三菱製ズバ暖 霧ヶ峰」です!

この霧ヶ峰は、壁掛けエアコンに「インターフェイス制御」する機器と別途取付け、壁掛け用リモコン(別売り)も活用することで、壁掛け用リモコン側で温度を感知させることが出来ます。

これらを行うことによって、得られるメリットについては、また次の記事でお伝えしたいと思います!

では以上、「床下に壁掛けエアコンを設置!?床下が暖かく、床暖効果!」でした!

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