【 今、再注目されている「平屋」住宅!平屋のメリット・デメリットとは? 】
最近、再注目されている「平屋」。
高年齢層を中心に平屋に対する良さや利便性が見直されてきており、これまでの高年齢層の方々の住み替えは
戸建住宅では大きすぎることが理由からマンションやアパートなどが主流でした。
しかし、高気密・高断熱な住宅が注目を浴び、省エネは住宅で生活することは老後の健康にも影響を与えることが分かっており、夏涼しく・冬暖かい平屋でシンプルライフ!というのも良いでしょう!
そんなことから内容的には少し短い文章となりますが、「平屋」に関するメリット・デメリットについてお伝えしていきます!
平屋住宅のメリット
平屋住宅(以後、平屋)の最大のメリットは、何と言っても「ワンフロア(1階)で暮らしが完結できる利便性とシンプルさ」だと思います!
2階建ては、高年齢になるにつれて階段の上り下りが難しくなりますので、1階部分で全てが完結できるのは老後のことを考えてもとても良いです。
そしてワンフロアならではの動線が動きやすくなり、無駄のないコンパクトな暮らしとなります。
実際に建てる坪数や面積にも左右されますが、2階がない分(単純に面積によって異なりますが)、掃除する手間と広さも軽減できるほか、階段スペースが不要になるため、間取りの自由度が広がります。
このように平屋に関するメリットは、単純に2階建ての住宅と比べても良いところだらけに思えますが、デメリットもあります。
次はデメリットについてです!
平屋住宅のデメリット
平屋は、「2階建ての住宅に比べて、費用が高くつくまたは割高」というのを聞いたことがありますでしょうか?
これは単純に同じ坪数で比べても40坪の平屋と40坪の2階建てで比較すると、基礎も屋根面積も2倍必要になりますので、こういった理由から割高と言われております。
その他にも土地に関して言うと平屋を建てるには広めの土地が必要となり、生活の全てを1階(平屋)で完結させる必要がありますので、最低限の広さは確保する必要があります。
せっかく1階で完結できるメリットがありながら、狭く窮屈な住宅では無駄はなくても無理のある生活となってしまいます。
最近では高年齢層以外にも弱年齢層にも人気があるようですが、私的にはあまりオススメしません。
私的な勝手なイメージとして、住宅とはある程度、可変性を持たせて5年後・10年後・30年後と将来を考えて取得するべきだと思います。
ということでここからは私の勝手なイメージと理想についてお伝えしていきます。
管理人が提案する平屋な2階建て!?
そもそもこの世の中に「平屋な2階建て」など存在しませんが、あえて名前を付けるならこのネーミングしかないと思いました!
若い世代の方々が平屋を希望する気持ちは分かりますが、子供が小さいうちは平屋で全てを完結しようとするととても大きな土地が必要となり、住宅自体の費用も割高になります。
それを考えるとまずは2階建ての住宅を考えます。
その際に必ず1階部分には子供が自由に遊べるスペースや客間、和室などを設けておき、子供が成長して家を出て行った時に夫婦の寝室として利用するスペースを設けます。
そうすることで数十年後に高年齢層となった夫婦は、数十年経過した住宅をリフォームも兼ねて2階部分を減築することで念願に平屋となる訳です。
住宅は今の自分達に合った予算や間取り、大きさ、立地などを考慮する必要があります。
建築された住宅は、子供や一緒に暮らす夫婦と一緒に年月を過ごし、家族が減った時には「お疲れさまでした!これからもヨロシク!」という意味を込めて建て替えるのではなく、減築やリフォームをして年老いた夫婦と一緒にまた新たにスタートするのも良いでしょう!
そのためには今!建てるこの瞬間から数十年後の未来を想像して可変性と耐久性、そして省エネルギーでいつまでも夏涼しくて冬暖かい快適な住宅を是非、検討して下さい!
以上!これが私のオススメする平屋な2階建て!でした・・・。