すまい給付金とは?
「すまい給付金」とは、2014年4月1日から消費税率が8%に増税となったことで、増税後に住宅を取得する人達の増税分の負担を緩和するために設けられた制度です。
この消費税増税したことにより、「住宅ローン減税の拡充」もされましたが、住宅ローン減税は支払っている所得税などから控除する仕組みとなっているため、収入(所得等)が低ければ低い人ほど住宅ローン減税を活用しきれないデメリットがありました。
そこで「すまい給付金」制度では、住宅ローン減税にて消費税増税分の負担を軽減される効果をうまく活用しきれない人に向けて、住宅ローン減税との合わせ技で消費税率増税の負担を軽減するための制度です。
したがって、住宅ローン減税同様、収入(所得)によって受け取れる金額が違い、低所得者であればあるほど、補助金額が高額になります。
※この画像は、すまい給付金専用サイトよりお借りしております。
すまい給付金のポイント
- 給付される補助金は現金で受け取ることが出来ます。
- 平成26年4月から平成31年6月まで実施を予定しており、基本的には10%時も継続予定。
- 給付金を受け取るためには、各自該当する専用の申請書類を作成して、決められた申請窓口へ持ち込んで申請手続きを行います。
- 現金で住宅を取得した方もすまい給付金を受け取ることは出来ますが、取得する住宅に一定以上の基準を満たしていることが条件となります。※年齢が55歳以上に限ります。
以上、すまい給付金に関するポイントを4点ほど記載致しましたが、ポイント4を見ていただくと分かる通り、すまい給付金は低所得者向けに手厚い補助を行う制度となっておりますので、所得が低くても住宅を現金で取得した方については、対応が厳しめです。
以前、国交省が開催した研修会に参加した時、国のお偉いさんは「現金で住宅を取得できるだけのお金があるなら、少しでも性能の良い住宅を建てて下さいということです!」とハッキリ言われておりました。
逆に清々しいくらいだったので、変に納得してしまった訳ですが・・・。