家を建てる時の補助金は全て高性能住宅でしか貰えない!

家を建てる時の補助金は全て高性能住宅でしか貰えない!
【 家を建てる時の補助金は全て高性能住宅でしか貰えない! 】

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家を建てる時の補助金とは?

基本的に国が出す補助金のほとんどは「注文住宅」が対象となることが多いです。

もちろんリフォームでも出ますし、最近では我が国の空き家問題が注目されつつありますので、リフォーム補助金の方が数的には多かったりします。

年々、木材や材料の高騰や消費税増税、銀行などの貸し渋りなどで住宅を取得する際の環境は一向に良くならないのが現状です。

デメリットばかりではなく、フラット35などの金利が下がっていることなどはメリットですが、出来れば国から貰える補助金を活用して住宅を取得できるのであれば使うに越したことはありません。

しかし、今のところは「平成27年度の国の補助金で注文住宅等に活用できるのは、地域型グリーン化事業」くらいでほとんどがリフォーム系です。

※地域型住宅グリーン化事業について詳しく知りたい方はこちらをご参考下さい。  「2015年の住宅補助金、地域型住宅グリーン化事業を活用しよう!

もちろん地域型住宅グリーン化事業の補助金(100~165万)を受け取ることが出来ますので、使える場合は使うに越したことはありませんが、簡単に活用できるような補助金ではありません。

最近の国が行ってる補助金制度等は、「住宅性能の高い住宅」に補助金を交付する傾向にあります。

では何故、国は性能の高い住宅にだけ補助金を交付するのでしょう・・・

高性能住宅と補助金の関係

国が補助金を出す高性能住宅とはどういった住宅でしょう・・・

地域型住宅グリーン化事業で最大貰える補助金の165万円ですが、この補助金を受け取るためには、「ゼロ・エネルギー住宅」が条件です。

このゼロ・エネ住宅とは、現在、建てられる住宅の中でも最高クラスの住宅性能であり、太陽光発電システムをたくさん設置出来るような土地や大きな屋根のある住宅を取得できる場合を除いてはかなり高いハードルです。

もちろん「ローコスト住宅」ではどうやっても建てることが出来ない仕様となっておりますので、住宅性能が良い家=イニシャルコスト(建築費用等)が高いことになります。

ではなぜ国はこのような「高性能住宅に補助金を出す」のでしょうか?

それは、国が我が国のエネルギー自給率の低さや住宅の寿命が30年持たない住宅を建て続けてきた結果、戸建て住宅の暖房・照明・給湯などに多くのエネルギーが使われていることを懸念しております。

また、住宅の寿命が短いということは断熱・気密の性能が悪いために暖房や冷房に使われるエネルギーが多くなることが分かりきっております。

以上のことから国は補助金を使って少しでも良い住宅を供給したいという思いから「使われるエネルギーの少ない高性能住宅」や「高性能な住宅にするためのリフォーム」が対象とされるのです。

これから国は1年館に建てられる住宅の過半以上を「ゼロ・エネルギー住宅」仕様にする目標を掲げている以上、今後の住宅補助金はイニシャルコストが高い高性能住宅が主流となり、ローコスト住宅を販売する業者は全て廃業・倒産に追いやられることが明白です!

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