2030年、HEMS義務化?国が公にした「グリーン政策大網」

住宅と太陽光パネルのクレイアート【2030年、HEMS義務化?国が公にした「グリーン政策大網」】

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はじめに

たいぶ納まりつつある「再生可能エネルギー」を活用した住宅の省エネルギー事情。

1~2年前は「再生可能エネルギー」ということで無限に活用することが出来る「太陽光発電システム」を屋根などに設置して各電力会社へ売電することで利益を得て住宅ローンに充当したり、住宅以外では使われていない土地を活用した「メガソーラー」などがニュースとなっておりました。

最近では各電力会社での売電に関する解答を保留にするなどの問題から「再生可能エネルギー」を活用した住宅ローンへの充当を謳った広告や販売戦略はあまり見かけなくなりました。

それでも国が推し進める「住宅や建築物の省エネルギー対策」に必要不可欠な「再生可能エネルギー」として使われる太陽光発電システムはこれからの住宅に深く関わってくるのは明白です。

しかし、これから住宅の建築や購入を検討している方で、本当に「太陽光発電システム」は必要なのだろうか?と悩んでいる方も多いのではないでしょうか?

ですが、将来のことを考えると私個人としては、「太陽光発電システム」+「HEMS(ホーム・エネルギー・マネジメント・システム)」は必要不可欠だと考えております。

その理由として・・・

HEMS義務化とグリーン政策大網

この記事のタイトルにもあるように国は「2030年までにHEMSを全世帯に普及させる」という目標があり、新築住宅への義務化ではなくて、「全世帯」ということは既存の住宅も視野に入れていることが分かります。

これも私が勝手に妄想している訳ではなく、国土交通省が公にしている「グリーン政策大網」に実際に掲載されております。

気になる方はこちらから ⇒ 「グリーン政策大網」※24ページの下から2行目です。

今更ですが、「HEMS」とは「住宅で使っている電気を実際に目で見る」ことが出来るようにするシステムのことです。

この「HEMS」は実際に住宅に設置するだけで使用する電気量の約10%を削減できると言われており、私も「HEMS」が設置されていることで意識が変わり、10%ほど削減できるということを自信を持って言えます。

それくらい使用している電気量が目に見て分かることで、勝手に節電志向になり、自分の住宅で使われている電気量や電気料金などが気になり、無駄がないか探してしまうからです。

では実際、HEMSを導入すると言ってもどんな機器があるのか・・・私がオススメするHEMSは「パナソニック製」のHEMSです!

HEMSはパナソニック製一択

私が実際に体験したのは、パソニックから発売されている「スマートコスモ」が設置されたHEMSが導入されている住宅でした。

「スマートコスモ」とは、住宅に必ず設置される分電盤(ブレーカーの方が分かりやすい?)に使用電力量を計測する機器があらかじめセットになっている商品で各ブレーカーごとの使用電力量を測定することが出来ます。

スマートコスモパナソニック様よりお借りしております。

上の画像は実際のスマートコスモの参考画像です。

小さくて見えにくですが、画像は著作権等の関係もありますので、楽天市場の広告を代用させて頂きました。

分電盤はそれぞれ大きさがあるので、一度設置した後に付け替えるとなると大きさの違いから壁に穴が開いたままになったり、電気配線を全て配線し直す作業が必要になりますので、付け替える場合は必要以上にお客様の費用がかかります。

以上のことから、これから住宅を建築される方は絶対にこの分電盤を設置することをお勧め致します。

HEMS導入を迷っている、太陽光パネルを設置していないからなどなど設置しない理由はたくさんありますが、3・11以降の不安定な電気事情を考えますとイニシャルコストがかかっても、結果的にランニングコストで相殺できると思います。

国が2030年に全世帯普及を目標としている以上、今からHEMSの導入を視野に入れた家作りは必要不可欠ではないでしょうか?

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