ローコスト住宅とグラスウール断熱が危険で後悔する理由

ローコスト住宅とグラスウール断熱が危険で後悔する理由
 【 ローコスト住宅とグラスウール断熱が危険で後悔する理由 】

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ローコスト住宅とグラスウールが危険?

ローコスト住宅とは、低価格の住宅で多くの方に知れ渡っていると思いますが、実際はそんなに安くないことも多いです。

注文住宅等で希望や夢を現実にしようとするとオプションや追加工事が増えて、結局はあまり安くない・・・というのがオチだからです。

また、ローコスト住宅でよく使われる断熱材のグラスウールは、施工方法に注意しなければ本来の性能を発揮できないことはご存じですか?

世の中には住む人の事を考えたローコスト住宅を販売・建築されているハウスメーカー・ビルダー・地域工務店もあると思いますが、そうでなかった場合・・・あなたはどうしますか?

ローコストであるからこそ!本来得られるはずの性能や品質が得られずに、後悔する人・・・そういった人を減らしたくて敢えて衝撃的な記事タイトルにしております。

この記事で「ローコスト住宅␣後悔」と検索する人がこれから一人でも増えないよう!この恐怖についてお伝えしていきたいと思います!

新築住宅ってこんなに寒いの?

最近、注文住宅を建てた方がつい最近、言っていた言葉が「新築住宅でもこんなに寒いもんなの?」ということでした。

私はどちらかと言うと寒冷地と言われる地域に住んでいるわけではないですが、注文住宅を建てたばかりなのに、「なにこの寒さ?」と驚いており、後悔しているようです。

私がこのブログでお伝えしているように住宅とは「断熱・気密・換気・冷暖房・調湿の温熱環境」が揃うことで末永く快適な住宅を建てることが出来ます。

そしてこれらの要素を一番軽視してしまっているのが、「ローコスト住宅」ではないかと思っております。

特に断熱・気密・換気は住宅の温度環境を快適にする上で重要なため、ローコスト化する為にこれら断熱・気密・換気を軽視した住宅は自然と寒いまたは年数が経つことで寒くなる可能性が高くなります。

地域性や予算などによって、建てられる建てられない等の問題はあるかと思いますが、家は安ければ良いという訳ではありません。

※ちなみに高ければ良い!という訳でもありませんよ!

費用対効果を考えて、自分にあった価格・性能・大きさなどにすることをオススメ致します!

気密性能と施工方法が重要なグラスウール住宅の恐怖

ローコスト住宅とグラスウールで断熱することに対して何が恐怖なのか・・・本来は何も恐ろしいことなどありません。

省エネルギーでランニングコスト(光熱費)が抑えられる住宅であれば、誰もが良い住宅だと思うでしょうし、そういった住宅がローコストで建てられるのであれば、それ以上に良いことはありません。

誰でも予算があり、その予算に見合った住宅しか建てられないのが現実であり、より良い住宅を低価格で建てたいのは誰もが思うことです。

しかし、こういった住宅性能や後々負担となるランニングコスト(光熱費)を一切考慮せずにただ単に建築基準法だけを満たしてお客様に販売・建築しているハウスメーカーやビルダー・地域工務店も現状、存在しているのは確かだと私は思います。

ローコスト住宅は徹底して価格を抑えるために企画型にしたり、設備や建材等も価格競争させることで費用を削減して、何よりもお金がかかる人件費すら費用削減して建てられるのがローコスト住宅です。

適正に費用削減されていれば良いのですが、極端に費用削減されてしまうと大工さんや基礎屋さん、設備屋さんに電気屋さんなどなど。

実際に現場で施工に従事する人達の費用も極端に削減されてしまうことから現場の品質に影響が出たり、もちろん住宅において重要な断熱・気密の工事なども疎かになることが考えられます。

ローコスト住宅では断熱材も主流となっているグラスウールを使われることが多いですが、グラスウールで断熱を行う場合は気密性能及びグラスウールの施工方法がとても重要です。

※グラスウールの施工に注しなければいけない理由についてはこちらをご覧ください。

間違った施工をしてしまうと本来の性能を発揮できずに、住宅の劣化させたり、木材を腐らせる原因にもなりますので、住宅は「価格(コスト)」だけではないことをご理解下さい!

住宅は、住宅ローンを支払い終えたら終わりではありません!30年位もってくれたら十分ではありません!

住宅ローンの支払いが終える頃には子供達は成人して家を出ていき、残される夫婦にとって、住宅は子供との思い出などが詰まった大切なものであり、これからの老後にも住み続ける家となります。

しかし、老後に住む家が冬寒くて、夏暑い・・・

冬には灯油やガス・電気をたくさん使わなければ暖かさを保てない・・・夏はエアコンを常に付けてなければ暑くて居られない・・・そんな住宅になってしまっては働きたくても働けない状態にもかかわらず、光熱費で毎月高額な請求が来る住宅では老後に暮らし続けることも困難になります。

いつまでも健康で夏涼しく・冬暖かい住宅で快適に、かつ少ない光熱費で末永く住まうためには住宅の性能や断熱・気密・換気等の要素はとても重要です!

人それぞれ条件や事情は違うと思いますが、安易にローコスト住宅で取扱いの難しいグラスウールで断熱された住宅に住まうのは、住み始めた頃は普通の住宅、快適な住宅かも知れませんが、もしかしたら少しずつ少しずつ・・・夏暑く、冬寒い住宅に変わっていく可能性があることをご理解頂き、そういった現実や実際に後悔されている人の経験からその恐怖を感じとって頂けたら幸いです。

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