窓対策で寒い家を暖かくする方法!

窓対策で寒い家を暖かくする方法!【 窓対策で寒い家を暖かくする方法! 】

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寒さの原因が「窓」にある理由

寒冷地にお住まいの方は分かると思いますが、外が-〇〇℃にもなる地域で暮らしていると嫌でも思い知る「窓からの冷気」。

実は窓というよりはサッシ部分の断熱性能が弱く、ガラスはペアガラス(複層ガラス:2重になっている窓ガラス)などを使っていれば、ガラス部分だけで見ると断熱性能は結構高いです。

したがって、窓サッシ部分の断熱性能を改善することが住宅市場では急務となっておりますが、今でも大手ハウスメーカーの影響でもっとも断熱性能の悪いアルプラ(アルミと樹脂の複合)サッシがスタンダードとなっている地域(温暖地)もあります。

高性能住宅のパイオニアであり、特に厳しい厳寒期のある北海道では、アルプラのサッシが使われていることはまずありません。

ほぼ100%といってよいほど、樹脂性のサッシが多く使われており、アルプラを使い続ける大手ハウスメーカー(地域は限定されます)は、単純に金額だけで断熱性能が悪いことを知りながらもアルプラサッシを使っているようです。

実際にこの話は、高性能サッシの開発を日々行っている㈱エクセルシャノンの技術系の方から聞いた本当のお話です。

こういった大手ハウスメーカーの都合や利益のために性能の良い窓(サッシ)が使われないことや一昔前の窓(サッシ)の断熱性能が全体的に良くないことから室内側の熱が窓から逃げ、室内の寒くする原因となっているのです。

もちろん室内の熱が一番逃げる部位が「窓」であることは皆さんもご存じかと思います。

窓(サッシ)部分は、室内側に冷気を取り入れる玄関口であり、結露することでカビを発生させるなど、窓(サッシ)の断熱性能が悪いことで起きる事象は様々です。

実際に窓を対策すれば絶対に室内は暖かくなります!

ではさっそくその方法を見ていきましょう!

窓を対策して寒い家を暖かくする方法

 ①内窓を設置する

内窓の設置は効果的な場合がありますし、単純に設置するだけで改善される可能性がある程、手っ取り早いですが費用が掛かります。

また注意事項として、室内側の温湿度と外の温度との温度差等の影響で結露が発生しますが、室内側の環境によっては結露が抑えられず、内窓として設置した窓まで結露する可能性がありますので、注意が必要です!

費用はこの記事でお伝えする対策の中で一番高額になるかも知れませんが、正しい知識を身に付けて取り付けるのであれば、結露も改善され!室内が暖かくなることは間違いありません!

②断熱シートや気泡緩衝材を利用する

断熱シートや気泡緩衝材を利用すること対策することが出来ます。

断熱シートは、単純に断熱性能の高いシートで窓を覆うことで寒さを軽減することが出来ると思います。

気泡緩衝材については、俗にプチプチと言われ、空気の気泡がいくつもあり1枚のシート上になっているものです。

実は空気(真空等)にも断熱性能がありますので、その効果を利用して断熱することで寒さを軽減することが出来ます。

※ポイント!オススメは高額ですが、「3層」タイプでご検討下さい。

どちらも設置方法によっては、結露が発生致しますので、取り付ける際はご注意下さい!

※紹介出来るサイトがないので、設置方法についてはしばらくお待ちください。

③引き違いサッシは注意!

引き違いサッシとは、横にスライドさせることが出来る窓で、左右どちらもスライドさせて開けることが出来る窓のことです。

この引き違いのサッシは、気密性が悪いので隙間からガンガン冷気が侵入してきますので、そんな引き違いタイプの窓には隙間テープを使いましょう!

引き違いサッシの隙間は、厳寒期だと手をかざすだけで冷気を感じることが出来ると思いますので、そういった場所に隙間がないか見てみましょう。

隙間があることで外気の影響を受けて、室内が寒くなることから住宅にとって「気密性能」が大切であることを実感できることと思います。

窓対策で寒い家を暖かくする方法! まとめ

これまでもずぅ〜とお伝えしてきましたが、「窓」は室内の熱が一番逃げる部位でもあります。

そのため窓の断熱性能というよりサッシ枠部分の断熱性能を上げる必要がありますが、サッシメーカーさんのほとんどは大手ハウスメーカーで売れなくなるため、高性能な樹脂サッシを売ろうとしません。

また、高性能化して窓にかかるコストアップも懸念していることから日本の窓の性能はドイツなどの常に寒さ対策が必要とされる国からすると笑われてしまうくらい性能が悪いです。

築年数が経過している住宅や賃貸物件などでは、どうしても出来る対策方法が限られてしまうので、お手軽に出来る方法を今回はご紹介致しました。

是非、これから住宅を建築・購入する方は窓の断熱性能にも注意頂き、窓の性能を上げることで少ない暖房や冷房で十分快適に生活することが出来ると思います!

もしどうしても今住んでいる住宅でお手軽に寒さ対策したい!という方はこの記事を参考に対策して頂けると幸いです。

また、その他の「寒い家を暖かくする方法」について詳しく知りたい方はこちらの記事をご参考下さい。

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