住宅において重要なのは「断熱性能」と「気密性能」

【住宅において重要なのは「断熱性能」と「気密性能」！】

住宅において重要なのは「断熱性能」と「気密性能」

住宅において最も重要なのは「断熱性能」と「気密性能」です。

なぜそこまで重要かといいますと、住宅内の熱（暖かさ）を外に逃がさないようにする必要があるからです。

断熱とは、熱を断つの言葉通り、住宅内から外に向かって熱が伝わっていくことで逃げる熱を限りなく少なくすることです。

また気密とは、住宅内の隙間を無くすることで住宅内の熱が隙間から外に逃げないようにすることです。

日本の気候は四季折々で夏は３０℃を超える猛暑の地域もあれば、冬は－３０℃近くまで冷え込む地域もあります。

そのため夏は住宅内が涼しく、外が暑い。

冬は住宅内が暖かく、外が寒いという常に相反する状態になっている訳です。

したがって、住宅は室内と室外でまったく違う温度環境にありながら、住む人が快適に過ごすためには、「住宅内の熱（暖かさ・涼しさ）を外に逃がさない」ようにしなければなりません。

同じことを言うようですが、住まう人が快適に生活するためには、「断熱性能」と「気密性能」が重要であり、この性能を可能な限り高めていくことで省エネルギーな住宅を建てることが出来ます。

ではなぜ、「断熱性能」と「気密性能」を高めていくと「省エネルギー」につながるかと言うと、再三お伝えしている通り、住宅内の熱を逃がさないようにするからです。

例えば冬に寒冷地に住む人にとってはお馴染みの「ＦＦ式ストーブ」。

灯油を使って、住宅内を暖かくする暖房機器ですが、この灯油を使って室内を暖房しているため、すぐ希望の設定温度になる住宅とならない住宅ではどちらが良いですか？

もちろんすぐ暖かくなる住宅ですよね！？

ではすぐ暖かくなる住宅とはどんな住宅だと思いますか？それは「熱が逃げずに効率良く暖めることが出来る断熱性能と気密性能の高い住宅」ですよね！

せっかく暖房で暖めても壁や屋根から熱が伝わって逃げてしまったり、ちょっとした隙間から熱が室外へ逃げてしまっては、いくら暖房しても暖まるのに時間がかかりますよね？

よって暖房してもすぐ暖まる住宅＝「断熱性能」と「気密性能」の良い住宅となり、ＦＦ式ストーブを使っている住宅の場合、灯油の使う量を少なく済ませることが出来る住宅は、「省エネルギー」につながるという訳です。