【 家のリフォームは見積もり時にはセカンド・オピニオンを! 】
目次
リフォーム悪徳業者数の増加
高齢者を標的にした悪質な訪問販売リフォーム業者がマスコミなどに取り上げられたことがきっかけで2005年から減り始めておりました。
しかし、2009年頃を境に年々増え続け、2013年には住宅リフォーム・紛争処理支援センター(住まいるダイヤル)に寄せられた相談件数は約800件弱となっております。
その手口は巧妙で、近くでリフォーム工事しているが、屋根に不具合が見られましたので、格安で補修工事しますよ!と近づき、安い金額だったためそのまま契約。
契約後に実際に工事の為、訪問した際に見てみたらもっと大変なことになっており、直さないと雨漏りなどの大事になりますよ!と言って費用が高額な施工内容で再見積りを行い、契約を取り付ける方法です。
また、近隣地区で何件も工事を行うことで、消費者に安心感を与えて勧誘を繰り替えすのです。
ではこういったリフォーム業者が来た時の対処法とポイントを見て行きましょう!
ポイント①:訪問営業、安価な費用には注意!
基本的にこういった悪徳リフォーム業者は、急に訪問してきて「最初は安い工事から勧めて」きます。
金額は安くても信頼関係がない業者には、注意しましょう!
特に高齢者で住宅の劣化が著しい場合は、ご家族の方が注意喚起するようにしましょう!
ポイント②:何を言われても安心しない
急な訪問で勧誘されるだけでも安心できない訳ですから、たとえ「何を言われても安心してはいけません」!
例えば近くの○○様のところでリフォーム工事をしているなどの営業トークには、絶対に引っかからないで下さい!
安心するのは、「セカンド・オピニオン」後に様々な同業者へ相談・確認してもらってからにしましょう!
ポイント③:見積もりは複数社へ依頼
1社だけから見積もりを取るのは、たいへん危険です。
工事内容や補修内容を確認した上で必ず他者の意見や見積もりを依頼するようにしましょう!
ちなみに他にリフォーム業者を知らないという方は、是非、こちらの利用もご検討下さい。
最近、少しずつ増えてきておりますが、インターネットを利用した業者選びが可能となっておりますので、ご希望の方は一度、ご参考下さい!
ポイント④:もし契約してしまったら・・・
万が一、契約してしまった時でも、工事が始まってしまっていても「8日以内であればクーリング・オフ」を行うことが出来ます!
※クーリング・オフとは?:訪問販売などの特定の取引に限って、契約後の一定期間内であれば、消費者が違約金なしで解約できる制度。
失敗した・・・騙された?と思ったらとりあえず行政書士事務所等に早急に相談してクーリング・オフの代行手続きを依頼しましょう。
※参考リンクはこちら → クーリング・オフ