食器洗い乾燥機の現実!食洗機は本当に必要ですか!?

食器洗いしている手・人【 食器洗い乾燥機の現実!食洗機は本当に必要ですか!? 】

注文住宅を建てる時や建売住宅であっても、女性がこだわりたい場所として「キッチン」があげられるかと思います。

その中でもどのメーカーのキッチンを使うのか?ということも重要ですが、キッチンに備わっている設備として「食洗機(食器洗い乾燥機)」の有無も気になるところです!

この記事では、「調査アンケートから見る食洗機設置の割合」、「食洗機の使用頻度とメリット・デメリット」、そして最後は「食洗機のリピート事情」の順で書いて行きたいと思います。

ではまず始めに・・・

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調査アンケートから見る食洗機設置の

これから新築住宅を建築・取得しようとしている方々の中で、「食洗機を設置する」という人はどれくらいるでしょう?

もちろん食洗機を設置するといってもタダではないので、費用の関係で設置出来ない・・・という方もいるでしょう。

そんな中、少し話は変わりますが、海外(欧米)では食洗機の普及率が9割以上あることをご存じでしょうか?

しかし、日本の食洗機普及率はなんと3割程となっており、まだまだ普及しきれていないのが現状です。

食洗機は、イメージとして「食器洗いの手間が省ける」・「節水になる」などのメリットがあります。

これから増えていくことが予想される中で、単純に普及率が高くなっているから食洗機を設置するのではなく、メリット・デメリット食洗機を設置した人達の声に耳を傾けてからでも遅くはないでしょう!

食洗機の使用度とメリット・メリット

上記の設置割合でお伝えしたように外国では9割以上の設置率がある中で、日本での設置率は3割。

では実際に設置されている3割の方々の声に耳を傾けてみましょう!

まず食洗機の使用頻度についてですが、「1日に1〜3回程、使用する:約60」、「週に数回〜1回、またはそれ以下:28%」、「利用していない:12」という結果になっております。

実際、食洗機を設置した半分以上の方が1日に1回以上使っていることが分かります。

1日に1回以上ということは、3食毎に都度、利用する場合もあれば、3食分を1度で終わらせてしまうこともあるでしょう。

これらの使用頻度は、各ご家庭の生活習慣や家族人数によって左右されることが予想できますが、それでもこの使用頻度はとても多いと思います。

しかし、気になるのは「週に数回〜それ以下+利用しないが40」もいるということです。

せっかく設置したのに、あまり使用されないのはなぜでしょうか・・・?

では食洗機のメリット・デメリットを見て行きましょう!

食洗機(食器洗い乾燥機)のリット

食洗機のメリットとしてあげられるのは、「手洗いよりも節水できる」・「手洗いする必要がないので自由な時間が増える」・「しっかりとキレイに洗える」・「子供に手がかかるので、助かる」・「手荒れや肌荒れが気にならなくなった」などなど様々です。

実際、設置されているのであれば、使って頂くのが一番ですが、何よりも女性目線で考えると自由な時間が増えて、手荒れ・肌荒れが気にならなくなるのは最大のメリットではないでしょうか?

もちろん具合が悪い時や家事・育児で少し疲れた・・・という時でも食洗機は主婦の味方!食洗機の無い生活なんて考えられない!という声もあるくらいです。

では、実際にデメリットとはなんでしょう・・・

食洗機(食器洗い乾燥機)のメリット

食洗機のデメリットも実際に使っている方の声がそのままデメリットに反映されるような気がします。

使用頻度のパーセンテージであったように、食洗機を設置した中でも約40%の人々はほとんど使用していない、またはまったく使用していないという現状、その方たちの声に耳を傾けてみると分かってくるかも知れません。

実際に食洗機を使っていない人達の声としては、「食器の形状から食洗機に入らないまたは入れにくい」・「洗えない素材がある」・「一度にたくさんの食器を洗えない」・「洗う食器が少ない時は効率が良くない」などのデメリットがあるようです。

確かに日本は漆器や椀物など形状が特殊であったり、陶磁器やガラス以外の素材で作られているお椀などもあることから食洗機で洗いづらい部分もあるかも知れません。

一度に洗えない!というのは個人的な意見のような気もしますが、日本人としては少量の食器をその都度、食洗機で洗ってしまうのは少し効率が悪いのでは?と思ってしまう気持ちも分かります。

こういったところがデメリットとしてあげられる中で、設置割合が9割を超える外国と日本の食洗機では何が違うでしょうか?

最後に「食洗機のリピート事情」となります!

食洗機(食器洗い乾燥機)のリピート事情で比較

実際に食洗機が普及し始めてから数年が経過しております。

もちろん技術等の進歩で使いやすさや汚れの落ちやすさはどんどん進化していることでしょう。

しかし、それでも食洗機を設置した人達の中で、「今後も食洗機を利用したいか?」というアンケートに対して「是非、利用したい!またはやや利用したい」と回答したのは、約4〜5割となっております。

したがって、日本で設置されている約3割程しかない食洗機設置人口の約半分が今後は食洗機を利用したいと思っていないことが調査の結果、明らかになっているようです。

その理由としては、上記の「食洗機のデメリット」でお伝えしていることがほとんどではないか?と思います。

ではなぜ外国(欧米)では9割も普及しているのでしょうか?

その理由は単純ですが、何よりも一番影響しているのは、家電メーカーや設備メーカーのシェア争いにあると思われます。

国全体で9割も普及しているということは、それぞれメリット・デメリットや技術力・サービス・性能などで競い合っている環境があるからこと食洗機としての品質は向上するでしょう。

しかし、日本では新築住宅やリフォーム等を合わせても、3割程度しかないと仮定するとメーカーも競い合う必要もなく、「キッチン」として売れればいいや!程度にしか思っていないかも知れません。

そのため形状や素材の関係から日本の食器は、日本の食洗機に適していないことが考えられるのです。

確かに手荒れ・肌荒れや時間短縮は出来ませんが、最近では節水型の水洗もあると思いますので、食洗機は設置出来ればした方が良いでしょう!という判断になりそうです。

以上となりますが、食洗機1つにしてもこういったメリット・デメリットやすでに設置している人達の声はとても参考になります。

この記事がこれから住宅を建築・取得する方々にとって参考になる良いのですが・・・。

最後にこの記事に記載している割合や調査データを参考にしたサイトがありますので、リンクを貼っておきます。 ⇒ スーモジャーナル

もっと深く知りたい方は、上記、リンクをご覧ください!参考になりますよ!

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コメント

  1. テラフォーマー より:

    そんなことより、Gの繁殖場になることが最大の問題

    • 伝家の宝刀 より:

      テラフォーマーさん、コメントありがとうございます!
      確かに大問題ですね・・・テラフォーマーさんはそういったご経験があるのですか?それとも実体験からどなたかのお話を聞いた等ですか?詳しい話が分かりましたら、お時間ある時に教えて下さい!

  2. 小橋 より:

    結局、汚れた皿などをそのまま入れても汚れ取れないから。軽く汚れを落としてからっていうけど、それだったら洗ってるのと変わらないし。うちにもついてるけど、乾燥機能は重宝してますよ。外に出しっぱなしで乾燥だと邪魔だし。アンケートの人たちも、食洗機能は使わなくても乾燥機能は使うって人多いんじゃないかな。で、しばらく使わないと下水のような臭いがしてきます。たまには食洗機用洗剤で洗わないと。

    • 伝家の宝刀 より:

      小橋さん、コメントありがとうございます。私は食洗機を持っていないので、何とも言えませんが、メンテナンス(掃除等)は必須そうですね!?貴重なご意見ありがとうございます!

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