光熱費は断熱性能で決まる!節約は住宅を建てる時に決まる!

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 【 光熱費は断熱性能で決まる!節約は住宅を建てる時に決まる! 】

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光熱費の節約は断熱性能で決まる!

すでに既存の住宅に住んでいる人もこれから注文住宅や建売住宅等の購入を考えている人も一番気になるのは、月々の支払いだと思います。

月々の支払いの中で一番高額なのは、家賃や住宅ローンの支払いだと思いますが、その次に気になるのが、「光熱費」だと思います!

では実際、光熱費とは?

オール電化の住宅であれば、電気代が気になりますし、石油やガスも同様に燃料費が気になるところです。

現在では、オール電化の住宅は電気料金の値上げ等もありますので、一見、ガスや灯油に目が行きがちになりますが、私がオススメするのは間違いなく「オール電化」です!

日本のエネルギー自給率が5%程である現状、石油やガスなどを輸入に頼っており、東京ガスのサイトでは石油:99.8%、石炭:100%、天然ガス:97.4%を海外からの輸入に頼っております。

しかし、電気は最近では再生可能エネルギーが注目され、2016年には電気の小売り自由化が始まることでHEMS(ホームエネルギーマネジメントシステム)と併用することで節電意識が高まり、さらに10%の節電を行うことが出来ることからまだまだオール電化での住宅はオススメです!

では、なぜ「光熱費を節約は、断熱性能で決まるのか?」について書いて行きます。

光熱費は断熱性能で決まる理由

なぜ、光熱費と断熱性能に関わりがあるか?と言うと・・・暖房機でエネルギーを使って暖めた(冷やした)空気を外に逃がさないようにすることで光熱費を抑えられるからです!

住宅内で逃げる熱が少ない=暖房機がエネルギーをあまり使わない=暖房費が節約できる=断熱性能を考えること」となるのです。

したがって、住宅建築時に使う断熱材や断熱方法で多少、建築費用の増減はありますが、断熱性能の費用をかけた分(高性能にした分)、住み始めてからの光熱費が増減するということです。

単純ですが、比較的安価なグラスウールを使用した場合、施工するハウスメーカーや地域工務店などは、「うちはグラスウール:200mm断熱が標準です!他社よりも厚いですよ!ちなみに300mm断熱も可能です!」と言ってくることもあります。

確かにグラスウール:200mmよりは300mmの方が良いですが、グラスウールでは気密方法に難があるのと、20年・30年と長い時間を考えた時の経年劣化や結露等による断熱欠損に不安が残ります。

長い年月に渡って経年劣化も少なく、グラスウールよりも厚さが少なくてもグラスウール以上の断熱性能がある「現場発泡の吹き付け硬質ウレタンフォーム」を断熱材に採用されることをオススメ致します!

吹き付けの硬質ウレタンフォームに関する詳細はこちらの記事「吹き付け断熱材を使う場合に知っておきたい3っのポイント!」で詳しく書いておりますので、気になる方はご参考下さい。

以上のことから光熱費と住宅の断熱材及び断熱性能には密接な関わりがあり、極端な話をすると・・・

断熱性能にグレードアップする為に増額した費用は、光熱費の節約により、年数はかかりますが、必ず元が取れる!」ということです。

もちろん!ここでは断熱性能についてだけ、触れておりますが暖房方法も関係してきますので、次は「賢い暖房機選び」について書いて行きます。

光熱費を節約!賢い暖房機選び

上の記事「光熱費は断熱性能で決まる理由 」で断熱材選びと断熱性能で光熱費を節約でき、グレードアップした分の費用は年数はかかるが元が取れることをお伝えしておりました。

では、暖房機(冷房も合わせて)選びで重要なポイントとは、なんでしょうか?

暖冷房の方法にもよりますが、私が一番オススメするのは、「壁掛けエアコン」です!

最近、寒冷地でも十分、暖房出来る高性能なエアコンが多くあり、特に少ないエネルギーで何倍もの熱(エネルギー)を生み出すことが出来るのと、常にエアコンを動かし続ける(停止させずに連続運転させる)ことでよりエアコンは省電力で動きます。

そしてエアコンで冷暖房を行う場合に理想的なのが「オール電化住宅」という訳です。

記事冒頭の方でもお伝え致しましたが、石油やガスは輸入先の言い値で取引しなければいけない中、電気は再生可能エネルギー(太陽光発電)での自給自足やHEMS(ホームエネルギーマネジメントシステム)を導入することにより、電気料金への意識が高まることで節約につなげることが出来ます!

また、来年からは電気の小売り自由化が始まりますので、ソフトバンクなどの企業が新規参入することで市場争いからの電気料金はより安くすることが可能です。

もちろんオール電化は停電時に何も使えなくなると思われがちですが、石油だろうが、ガスだろうが冷暖房機器は基本電気で動いております。

給湯も照明も電気で動いているので、唯一使えないのがIHヒーターくらいですが、停電時に備えるならガスボンベ式のコンロ1台の準備があれば問題は解消できます。

以上、まとめとなりますが、住宅建築時に使用する断熱材や断熱性能を考え、高性能で経年劣化の少ないものを使用することで後々の光熱費を節約することが出来ます!

建築時にコストアップした分の断熱性能は、光熱費の節約で数年後には元が取れるだけの節約になりますので、「住宅を建てる時(断熱・気密)にお金をかけて、光熱費(ランニングコスト)を節約する」か、「住宅を建てる時(断熱・気密)にお金をかけず、光熱費(ランニングコスト)をかけて冷暖房する」かの2択となります!

これから住宅を取得しようとされている方々!あなたはどちらを選びますか!?

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