長期間使ってる家電製品は経年劣化に注意!「長期使用製品安全点検・表示制度」

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長期使用製品安全点検・表示制度とは?

よく機械物は当たり外れが多いと言われます。

ただし当たりが良いとなかなか壊れることもなく、長期間使用出来るので、そのまま使い続ける方はたくさんいると思います。

しかし、電気やガス・灯油などのエネルギーを使って、動く機械については、「経年劣化」からいずれ故障につながり動かなくなりますが、ただ故障するだけなら良いですが、漏電や出火などの重大事故が発生する可能性もあります。

そこで平成21年4月1日に設けられたのが「長期使用製品安全点検・表示制度」です!

この制度は、「長期間の使用で生じる劣化により、安全上に支障が発生して、重大な危害を及ぼす恐れの多い機器(品目:9品目)」にこの制度が設けられることになりました。

その他に5品目の注意喚起表示も定められており、「屋内式ガス瞬間湯沸器(都市ガス・LPガス)・ガスふろがま(都市ガス・LPガス)・石油給湯器・燃焼式石油温風暖房機・ビルトイン式食洗機・浴室用電気乾燥機などが9品目に該当」し、その他注意喚起表示として「扇風機・エアコン・換気扇・洗濯機・ブラウン管TVが5品目に該当」します。

この制度は上記、機器の長期間の使用による経年劣化による事故防止と長期間使用時の注意喚起を促すための制度となっております!

以上のことから最近の住宅用換気機器には、「設計上の標準使用期間」が定められており、それらの期間はだいたいが10年前後となっております。

したがって、こういった家電機器などを製造するメーカーは、上記制度で定められた14品目を取扱う際は、消費者への注意喚起などを行うようになり、単純ですが「メーカー側は、設計上の標準使用期間を過ぎて使用している機器によって、発生した損害や事故等については、保証出来ません!」と言っているのと同じことです。

国の制度として定められたものなので、機器メーカーは従わざるを得ない状態となっておりますが、本当の意味で消費者のことを考えた制度なのかどうか・・・一度、問いてみたいですね!

重大な事故などが発生することを防止するために作られた制度であることは明らかで、消費者を事故から守るものであることは分かりますが、この制度があることでメーカーは「10年そこそこ動く機器を作れば良い」という考えにならなければ良いのですか・・・。

※長期使用製品安全点検・表示制度はこちら ⇒ 製品安全ガイド様リンク

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