ゼロエネルギー住宅を建てたい方は注意!ポイントは住宅性能と太陽光!

ゼロエネルギー住宅を建てたい時の注意!ポイントは住宅性能と太陽光!【ゼロエネルギー住宅を建てたい方は注意!ポイントは住宅性能と太陽光!】

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ゼロエネルギー住宅を建てたい方は注意!ポイントは住宅性能と太陽光!

太陽光パネルが注目されるようになったころから、ネット(正味)ゼロエネルギー住宅などを謳うハウスメーカーが多くなってきました。

これから住宅を建てる方にとっては、光熱費が0円になるゼロエネ住宅は魅力的でランニングコストを考えるとイニシャルコストが高くてもゼロエネ住宅にしたい!という方は多いと思います。

しかし、これから住宅を建てようまたは購入しようとしている場合、太陽光パネルを設置する屋根の大きさ(広さ)は限られており、一般的な40坪程度の住宅では設置出来る太陽光パネルのk数は4~6キロくらいが限界ではないでしょうか。

ではゼロエネルギー仕様の住宅を建てるには、どうしたら良いでしょうか?

次はゼロエネルギー住宅の仕様について見ていきましょう!

ゼロエネルギー住宅の仕様について

ゼロエネルギー住宅を建てる時は、住宅で使われるエネルギーを最小限にして、限られた発電量でうまくゼロエネルギーになるようにしなければいけません。

したがって、太陽光パネルでつくられるエネルギーには、限りがあるため住宅内で使われるエネルギーで出来るだけ少なくする方が効率的です。

ではどのように住宅で使われるエネルギーを少なくしていくかと言いますと・・・

住宅で使われているエネルギーの中で多くを占めるのが、「冷暖房」となっており、次に「照明」そして「給湯」です。

これらの「冷暖房・照明・給湯(以後、3要素とします)」で使われるエネルギーを最小限にしていくことがポイントであり、ゼロエネルギー住宅への近道だと私は考えます。

冷暖房機器は夏涼しく、冬暖かい温度環境を作るためにエネルギー消費量の少ない機器(壁掛けエアコン等)を使っていかに住宅内の熱を外へ逃がさないかに特化しなければいけません。

そのためには断熱材・気密方法のメリット・デメリットを理解しなければいけませんし、換気や窓から失われる熱量もありますので、換気方法や取り付ける窓・サッシにも理解が必要です。

照明や給湯については、現在LEDなどの省エネで長持ちする照明がありますので、費用対効果の高いものを使い、給湯についてはエコキュートなどのヒートポンプからガスなどをうまく活用したエコジョーズなどがあります。

このように照明・給湯は設備機器でどうにでもなりますが、冷暖房については住宅性能に多少左右されますので、「断熱材が厚ければ良い!」や「高気密・高断熱なので換気はどうでもいい!」という訳にはいきません。

住宅の性能をしっかりと考え、住む人が快適な温度や空気環境の中で生活できることが重要であって、太陽光パネルとたくさん設置した住宅を建てて無理矢理ゼロエネルギーにすることは本当に省エネですか?

ちなみゼロエネルギー住宅は、住宅で使われるエネルギーが概ね「0(ゼロ)」であれば良いと思われます。

しかし、私がこの記事でお伝えしたいことは「住宅性能+太陽光パネル=本当のゼロエネルギー住宅」であり、「太陽光パネルたくさん設置=ゼロエネルギー住宅=快適な住宅」ではないことをご理解頂き、今後の住宅取得の参考になれば幸いです!

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